みなさんは読書が得意ですか?
私はつい最近まで苦手でした。
なんで本を読まないといけないんだろう?
本を読むのがつらい。面倒だ。
いい本って言われて読んだけど、面白くない
こんな感じに思っていて、30歳くらいまではほとんど本を読んでいませんでした。
おそらく小学生の頃が一番読んでいて、中高大学生、社会人になっても本をよく時間はほとんどありませんでした。
1年に数冊読んでればよい方でした。
さて、こんな私が今では週に1冊以上の本を読むようになりました。
どうして本を読むようになったか、読書を継続する方法、読書で何か変わったかを紹介したいと思います。
読書嫌いな方、お子さんが読書嫌いで困っている親御さんの参考になればと思います。
紹介すること
- 本を読むようになったきっかけ
- 読書を継続する方法
- 読書をするようになって変わったこと
本を読むようになったきっかけ
本を読むようになったきっかけは、次の通りです。
- Kindleを買った
- 好きなジャンルの本をばかりを読んだ
本を読むようになったきっかけの前に
前提条件である、どうして読書が嫌いだったかを深堀し、その次にきっかけを紹介します。
どうして読書が嫌い?
読書を嫌いな方でも、"本を読んだ方が良い"と思っている方が多いと思います。
つまり、"読みたいけど、読む気になれない"が多いのではないでしょうか。
私が読書をしなかった、読む気になれなかった理由を次に列挙します。
本を読まなかった理由
- そもそもなんで本を読むべきかが分からない
- 良い本と紹介されたが、何が良いかがわからない
- 分からない単語がある
- 本の内容が頭に入らない
- 人に感想を聞かれて困ってしまう
- 場所・時間が限られる(暗いところで読めない)
- 1冊1000円以上は高く感じる
- 他にやりたいこと(ゲーム)がある
"読書をしなさい!"と人から言われても、
何故、読書をすべきかが分からないので、読書しても無駄だと思っていました。
そして、読書感想文や感想を聞かれて、自分の意見を言ったとしても、
「それは違うなぁ」とか言われてしまい、ますます自信を無くしてしまいました。
そういった状態で本を読もうと思っても、読めない理由を探す日々ですね。
時間がない、本が高い、他にやるべきことがある、などなど。
私としては、良い本をすすめるならば、
(相手の)どういった部分を解決できる可能性があるから読んでみて!
と言ってみます。
また、本の感想を聞くのは、相手にプレッシャーを与えますので、あまり聞かないようにします。
(読書嫌いの場合で、読書好きの場合は感想を言い合いましょう!)
ポイント
- 読書嫌いは、良い本がなぜ良い本かが分からない
→どういった部分を解決できるかを教えてあげよう - 感想を聞かれるのは、プレッシャーに感じる
→感想を聞かずに、感想を言われるのを待ちましょう
Kindle購入
私が読書をするようになったきっかけの一つはKindleの購入です。
一種の自己投資でした。
なぜ、Kindleを購入したかというと、次の利点があったからです。
Kindle購入を考えた点
- 分からない単語をすぐに調べられる
- 暗いところでも読める
- 軽くて、持ち運びが簡単
特に、最初の二つは、本を読まなかった理由を直接解決できます。
分からない単語の意味、読み方をすぐに調べられるのは、理解の促進にもつながり、かなりの利点です。
また、バックライト機能で暗いところでも読めます。
寝る前に読みたいけど、本だと明かりを付けないといけないし、寝る前に電気を消さないといけない問題も解決できます。
さらに、スマホとは異なり、目に優しい光なので、夜寝る前に暗いところで読んでも、目はそれほど疲れません。
よく寝落ちしてしまいます。。。でも目は痛くありません!!
Kindleは普通の本くらいの重さで、持って疲れることもありません。
また、普通の本よりも薄いので、カバンの中に入れてもかさばりません。
ポイント
Kindleの購入で、本を読まない理由のいくつかを解決できる
好きなジャンルの本を読む
SF、ミステリー、歴史、料理、自己啓発など、本にはいろいろなジャンルがあります。
全てのジャンルが嫌いな人はほとんどいないと思います。
私は、名探偵コナンの影響もあり、ミステリーが元々好きでした。
なので、ミステリーばかりを読むようにしました。
いつの間にか、ミステリーを読む習慣がついていた気がします。
まずは、好きなジャンルを読み、そこで読書の癖をつけると良いです。
逆に私は、歴史に全く興味がありません。
興味のないジャンル、好きではないジャンルは、たとえ良い本でも苦痛になってしまいますので、最初は読まないようにしましょう。
ここで重要なのは、他人から言われるのではなく、自分で本を決める(決められる)ことです。
つまり、自分で読むのを止めることもできるし、感想を無理に作らなくてもよい、自分の思うがままに読むことが重要です。
ポイント
好きなジャンルを自分の思うがままに読む
読書を継続する方法
読書を継続する方法ですが、以下の点が重要です。
- 自分の知りたいことの整理(目的の明確化)
- 目標を小さく設定し、完璧を目指さない
読書の目的の明確化
読書の目的は何でしょうか?
好きだから、面白そうだから、もあります。小説系はこちらでしょうか?
一番の目的は、何か知りたいこと、問題点があって、その解決の糸口を見つけることではないでしょうか?
知りたいことや問題点は、その人にしか分かりません。
誰かから、この本はおススメだよ!、と言われても、自分にとって知りたいことでもなく、問題解決にならない本は効果が小さいです。
まず初めに、
自分はどういったことに悩んでいるんだろう、どういったことが知りたいんだろうを、列挙すると読むべき本が見つけやすくなります。
この自己分析とそれを解決するための読書を何回も繰り返していくと、自然と読書の癖が身に付きやすくなります。
ポイント
自分が何を知りたいのか、何に悩んでいるのかを分析しましょう
目標設定を小さく、完璧を目指さない
こちらは少し精神論的な話になります。
元々読書嫌いが、読書を継続するためには、癖付けも必要です。
運動、勉強も同じですね。
なぜ、癖がつかないのでしょうか?
一つは、目標設定が大きすぎること、もう一つは完璧を目指し過ぎていることです。
例えば、"読書を1日30分する"は、読書嫌いにとってかなり大きな目標です。
初めは1週間で60分などと簡単な目標設定にし、徐々に伸ばしていきましょう。
そして、完璧を目指し過ぎないことも重要です。
なぜ、例で1週間としたかというと、1日の完璧度が低くなります。
1日10分とした場合、1日達成しなかっただけで、落ち込むこともあります。
逆に1週間だと、ある程度の融通は利きます。
(本当は、1日10分、1週間で60分などの方が、癖付けには良いと思います。)
目標設定したら、1か月頑張りましょう!(精神論)
もう後は精神論の世界に入って申し訳ないです。
TEDでMatt Cuttsが30日チャレンジについて紹介しています。
1か月いろいろなことにチャレンジすることの意義を伝えています。
最後の方に、大きな変化よりも、小さな変化の方が身に付きやすくて良い、と言っています。
小さな読書週間を1か月チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
ポイント
目標設定を小さくし、完璧を求め過ぎずに、読書の癖を付けよう
TEDトークに興味のある方はどうぞ
読書をするようになって変わったこと
読書をするようになって、次の点が大きく変わりました。
- 知りたいこと、興味関心ごとが増えた
- 文章のくみ取りスピードが速くなった
- インプットとアウトプット力が鍛えられた
知りたいことを本を学んだ後にも、また知りたいことが出てきます。
こうなってくるとどんどん知識も拡充していきます。
今まで歴史には興味なかった私が、今は"竜馬がゆく"を読んでいます。
古典や歴史ものは、先駆者の知力のような結晶のようなものなので、読んだ方が良いなぁ、とは思いつつも、なかなか踏み切れませんでした。
やっと興味が出てきましたので、歴史の中でも割と好きな幕末を選びました。
文章の本質を速くくみ取ることができるようになったと感じています。
この本はあまり自分にとってあまり意味ないなぁ、
この本はこういうことが言いたいのか、が前よりも速くなりました。
最後に、読書とブログの掛け合わせで、インプット力とアウトプット力が鍛えられています。
アプトプットを意識すると、本の内容がより頭に定着し、自分の実になっています。
アウトプットするので、自分以外の人の実にもなって、一石二鳥です。
まとめ
本嫌いだった私ですが、次のことをして、読書をするようになり、読書癖を付けていきました。
- Kindle購入
- 好きなジャンルの本を読む
- 自分の知りたいことを知る
- 目標設定を低くし、完璧を目指さない
この経験が、少しでも参考になれば幸いです。