こんにちは、ぴんです。
- 副業を始める前に、失敗を恐れていませんか?
- 副業を始めたけど、失敗して落ち込んでいませんか?
- このように考えて、副業を始められなかったり、副業を止めていないでしょうか?
副業に限らず、本業でも失敗すると落ち込みますよね。
私も以前は失敗したらどうしよう、など失敗を気にしていました。
しかし、失敗を恐れずに副業することができました。
この経験を踏まえて、今は失敗を恐れて行動しないこと、失敗した後に何もしないで止めることは
もったいないことと思います。
なぜ、このように思うようになったかというと、
「失敗の科学 失敗から学習する組織、学習できない組織の概略」
を読み、深く共感したからです。
ここでは、「失敗の科学」を基に失敗の受け止め方について紹介します。
この記事で紹介すること
- 失敗が起こる原因例
- 失敗は学びの種である
- 他人が失敗したときの考え方
"失敗の科学"の概略
作者はマシュー・サイド
主に以下の点が述べられています。
- 医療業界の事例を基に、失敗が起きた時に人はどのように反応するのか
- どういった原因で、そのような考え・反応になるのか
- 失敗から学ぶためにはどのようにすべきか
- 航空業界を例に、失敗から学ぶ分野を紹介
- 他人が失敗したときのの対応
失敗の起こる原因例
失敗の起こる原因として、以下が挙げられます。
- 集中しすぎる
- 記憶に頼りすぎる
- 単純化解釈する
次にこれらの原因について詳しく紹介します。
集中しすぎる
集中すること自体はいいことです。
集中し過ぎた場合、時間が過ぎるのが早くなってしまいませんか?
時間制限がある場合には、集中しすぎによる"時間消費"は注意しなければなりません。
また、集中しすぎると柔軟に対応できにくくなる、といった問題点もあります。
他の有効な選択肢を考えなくってしまい、失敗の負の循環に陥る可能性もあります。
ポイント
- 集中自体はよい
- 時間管理に注意すべき
- 他の選択肢も考えるようにしておくと良い
記憶に頼りすぎる
こんな痴話げんかをよく聞きませんか?
今日中にブログ書くって言ったよね?
そんなこと一言も言っていない
(あしたブログ書くかも、って言っただけなのに)
ここでは、「ブログ書くかも」→「ブログ書く」にぴんの記憶が編集されています。
このような記憶編集はよく起こります。
この記憶編集によって、実際とは誤った考えやデータのもとで失敗を起こすことがあります。
これを回避するには、頭(記憶)だけで考えずに、実際のデータやメモに頼ることです。
ポイント
- 記憶はよく編集される
- 実際のデータやメモを基に行動すると良い
単純化解釈
実際の問題は複雑なのに、単純なものであると勝手に解釈してしまうことです。
例えば、
とある工場で事故が起きた際、原因は担当者が勝手に行動したことが問題
と、勝手に解釈してしまうことです。
本当は、
- 担当者の上司がよく監視していない
- 部下が担当者の怠慢な行動を報告できない環境
- 担当者は集中しすぎて、周りが見えていなかった
など、いろいろな原因が複雑に絡み合っている可能性が高いです。
このように問題を単純に解釈してしまうと、問題の根本を解決できていないので、また同じ失敗を繰り返すことになります。
これはプライドの高い人や、専門家に多い傾向があります。
ポイント
- 記憶はよく編集失敗は単純でなく、複雑なものがほとんど
- 単純化解釈すると、同じ失敗をする可能性が高くなる
失敗の受け止め方
失敗の受け止め方として、失敗から学ぶ姿勢が重要です。
失敗から学ばない姿勢にならないようにしましょう。
失敗から学ぶ姿勢
失敗から学ぶことによって、同じ失敗・類似失敗を回避できます。
学ぶ際には、以下の点が重要です。
- 目の前に見えていないデータも含めた全てのデータを考慮に入れること
- 成功したときも、なぜ成功したのかを考えること
時には、どうすれば失敗を回避できるか分からないときもあると思います。
副業でも、どうすれば失敗を回避できるか分からず、挫折することもあるかと思います。
その時は、試行錯誤を繰り返し、パターンを変えてどんどん挑戦することです。
つまりPDCAサイクル(計画→実行→評価→改善)を最速で回すことです。
例えば、以下を実行すると良いのではないでしょうか。
- 複数の先駆者の真似をする
- なぜ先駆者たちはその方法で成功しているのかを考える
- 先駆者たちの失敗はなぜ失敗したのかを考える
ポイント
失敗から学び、試行錯誤を繰り返すことで、成功に近づく
失敗から学ばない姿勢
逆に失敗から学ばないと、同じ失敗を繰り返すことになります。
テレビ等で、専門家?が株の予想をよく行っていますが、よく外していますよね。
有名な専門家ほど、予測が外れやすいとも言われています。
そういった方たちは、失敗したときに自己正当化し、何も学んでいないのです。
失敗は運が悪かった、予想外の状況が起きたなどで片付けずに原因を探りましょう。
失敗したときに考えるべきこと
失敗は自分の力を伸ばすうえで欠かせないものとして、自然に受け止めるようにしましょう。
逆に、失敗は"自分に才能がない証拠"として受け止めないことです。
この失敗がいずれ、自分を強くしていくものと信じましょう。
現に私は、このブログ、写真副業で多くの失敗を経験すると思いますが、その失敗が自分の糧になると信じて、副業を行っています。
また、失敗した状態を予めに想定し、なぜうまくいかないのかを検証しておくと失敗する可能性も低くなります。
大事な発表の前に、頭の中でどういった質問がくるかな?、こういった場合にはこうしよう、って考えますよね。それと同じです。
この事前検討が、失敗を回避するのに有効です。
ポイント
- 失敗は自分の力を伸ばすうえで欠かせないもの
- 予め失敗を想定しておくのも有効
他人が失敗したときの考え方
捕捉になりますが、他人が失敗したときの対応についてです。
これは、組織や対人関係に関係しますので、副業とは少し話が異なります。
何かの問題が起きた際に、すぐに誰かの責任にしてはいないでしょうか?
そして、責任追及していないでしょうか?
不当に失敗を非難したり、失敗に対して重い罰を科すほど、失敗は隠ぺいされやすくなると言われています。
不当に失敗を非難しても、決してパフォーマンス改善につながるとは限りません。
失敗の報告を促し、高いパフォーマンスを維持することは航空業界のように可能です。
まとめ
失敗したときには、以下のように考えましょう。
- 失敗は自分の力を伸ばすうえで欠かせないもの
- 最速で失敗し、なぜ失敗したのかを考え、次に生かすこと